CentOSにRuby関係のソフトウェアをインストール
見返していて思ったんですが、Passengerを入れるにはrubyを入れておかないと行けないので、ここの作業はPhusion Passengerの作業より先にやる必要がありますね(おい)。
半月前は(今よりもっと)、エラーメッセージが出るたびに、CentOSに言われた通りに作業していたダメジニアなので、最後に全体の作業順を書く時は、こっちを先に載せておきます。圧倒的成ty(ry
rbenvでruby関係のソフトウェアを入れる作業です。
railsは後で公開ディレクトリにbundlerを使って入れているので、ここではインストールしていません。
はじめにここを参考にしてrailsのgemを入れます。
http://tsuchikazu.net/linux_ruby_on_rails_install/
たしか、2014年12月時点ではさくらVPSのCentOSには初期状態でgitがはいっていたので、gitのインストール作業にはしていません。
内容
rbenvのインストール
git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
でrbenvをgithubからcloneします。
rbenvコマンドにパスを通します。
echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
rbenvの起動コマンドを呼び出すように設定します。
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
exec $SHELL
でシェルを再起動させてから、
rbenv -v
を押してrbenvがインストールされているか確認します。
ruby-buildのインストール
rubyのインストール作業を簡易化するrbenvのプラグインのインストールをします。
git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
rbenv install
Usage: rbenv install [-f] [-kvp] <version>
rbenv install [-f] [-kvp] <definition-file>
rbenv install -l|--list
rubyのインストール
rbenv install -l
インストール可能なバージョンを確認します。
Rails 4.0系を使用する場合はrubyは1.9系以上の必要があります。
他バージョンでのRailsとrubyのバージョンについて => http://d.hatena.ne.jp/language_and_engineering/20110913/p1
(2.1.0でも動くので今回はrubyは2.1.0で書いてます。
インストールするRailsやrubyのバージョンはRailsのプロジェクトのGemfileと相談して下さい。)
インストールするバージョンを指定してrubyをインストールします。
rbenv install 2.1.0
インストールしたrubyのバージョンを確認してみます。
rbenv versions
2.1.0
使用するrubyのバージョンをさっきインストールしたrubyに切り替えます。
rbenv global 2.1.0
すると、
rbenv versions
* 2.1.0 (set by /home/my_user/.rbenv/version)
のように、選択されているバージョンに印がつき、
ruby -v
ruby 2.1.0p0 (2013-12-25 revision 44422) [x86_64-linux]
rubyのバージョンが変更されていることが確認できます。
(補足)railsのインストール(CentOSには入れてません)
gemとrubyがはいっていれば
gem install rails
であっさりrailsがインストールできるはずです。
が、今回はデプロイ時に公開するディレクトリにbundlerを使ってインストールしています。
CentOSにはそのときに使うbundlerのインストールをやります。
bundlerのインストール
gem install bundler
bundler -v
をして、bundlerのバージョンが出てくれば成功です。